(2012年読了)ミステリー
期待して読み始めたのだが、ガッカリ。つまらん!メタ構造&どんでん返し、といったアクロバティックな手法を取り入れてはいるが、つまらないものはどうしようもない。同録されている「戯曲編」は、途中で読み進めるのが嫌になったほど。 天使の殺人[完全版]…
ちょっと駄作な感じですな。台湾旅行してるだけで(一応、捜査)、だるい。女の子は4人も不要。 万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)松岡 圭祐 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-02-25売り上げランキング : 14844Amazonで詳しく見る by G-Tools
島田荘司の発案「『ベテラン新人』発掘プロジェクト」受賞作。まあ、素人くささ炸裂の一作ですな。実際素人だが。200作以上の応募で、これがベストなの?なんと思ってしまうが……。どんでん返し的なものは予想してなかったのでびっくりした(ただ、最後のはい…
学園モノっぽいものばかりかと思いきや、こういうのも書けるのね、といった一作。剣や魔法が登場するファンタジー世界が舞台のミステリーである。といっても、「ハリー・ポッター」みたいなガキ向けではなく、ライトノベル的なノリも皆無の本格的なもの。た…
小説雑誌連載の短編を、一人1作ずつ収録。この手の商品の先例通り、全体として出来は良くない。誉田哲也のが一番良かったくらい。なぜ、このようなタイトルをつけたのかも不明。編集者の責任大。 痛み貫井 徳郎:福田 和代:誉田 哲也 双葉社 2012-05-16売り上…
途中まで面白かったんだけどなあ?。中盤からダレた。あと、贋作のプロが、社名を間違えるなんてのが納得いかない。敢えて、間違えたということでもないわけだし……。「ペットボトルのキャップ2杯分=大さじ1杯」というのが、いい情報だった。 万能鑑定士Qの…
文章も読みやすいし、終盤まで結構面白い。複数の事件がどうつながるのか?興味深く読み進めた。(以下、ややネタバレ)終盤の解答編で完全に失速。複数の事件(登場人物)のつながりが、「それかよ」という感じ。まあ、タイトルにそれが表れているわけだが…
突然に超ベストセラー作家になってしまった東川篤哉センセの作品。『謎解きはディナーのあとで』とは、まったく別の作品(出版社も違う)が、似たタイトルをつけたのは販売戦略上、成功だろう。全体としてそれなりというか無難な出来。私的には、『謎解きは…
シリーズ第5弾。途中から、莉子はフランス語で話してるのか?「フォアグラ」については考えさせられた。まあ、貧乏舌の私には美味いと思えないが。 万能鑑定士Qの事件簿V (角川文庫)松岡 圭祐 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-08-25売り上げラン…
まさかの叙述トリック。ただ、優れた鑑定眼のある莉子が、あのような勘違いをするなんて、ちょっと納得いかないなあ?。 万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)松岡 圭祐 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-06-23売り上げランキング : 4565Amazonで詳し…
女子高生の母親(飛鳥琴音)に、西園寺とのつながりを見出す場面が、ややご都合主義という印象を受けたが、それ以外は良し。 万能鑑定士Qの事件簿III (角川文庫)松岡 圭祐 角川書店(角川グループパブリッシング) 2010-05-25売り上げランキング : 7954Amazon…
Vシリーズであるが、いわゆる「密室本」の1つで、西之園萌絵との競演というボーナストラックのような位置づけ。なんだか、建物の敷地の状況や構造がさっぱりわからない。私の読解力に問題があるのかもしれないが、できれば図面を入れてほしかった。内容的に…
短編全10編を収録。全体としてイマイチな感じ。ただ、「ダブルプレー」「盗まれた手紙」「幽霊をやとった女」の3編は、推理小説らしいロジックを楽しめて、悪くない。 しらみつぶしの時計 (ノン・ノベル)法月綸太郎 祥伝社 2011-02-11売り上げランキング : 9…
第54回江戸川乱歩賞受賞作。とても、つまらなかった。まったく面白みのない謎とプロット、無駄に多い登場人物(刑事は1組でいいだろ!なぜ、2組も出すの?)。何よりひどいと思ったのが、全体の雰囲気。1960年くらいの日本を描いているのに、まったくその時…
2巻になって俄然面白くなりますな。が、途中からややダレる(中だるみ感がある)のは残念。凜田莉子が、優れた鑑定眼(博識)を得るに至った理由(説明)は、ややアレだが、そこは突っ込むべきではないだろう。続編も読んでみたいと思う。 万能鑑定士Qの事件…
著者の松岡圭祐さんは、十数年前に『催眠』でデビューした人だっけか(確か、東宝の……)。知らないうちに、ラノベというかミステリとかいろいろ書いていたんですね。執筆するのに、薀蓄を集めるのが大変そうな作品ですな。本作では、主人公の莉子が万能鑑定…
さすが東野圭吾ですな。このクオリティの作品を次々に出せるわけだから、ホント凄い。本作では、えっ!この人が殺されるわけ、なんていう意外性もあった。どうでもいいが、蓼科耕作の説明がもう少し欲しかった気がする。 プラチナデータ (幻冬舎文庫)東野 圭…
力作ではあるが、驚くほどつまらない。大失敗作。謎がつまらない。人物多すぎ・複雑すぎで、読者おいてけぼり。荒唐無稽というか強引すぎる展開など、推理小説の見事な失敗となっている。文庫版400ページ中、3/4(約300ページ)を頑張って読んだが、力尽きた…
つまらんかった。貴志祐介先生大好きの私だが、これはダメだ。密室モノの短編4本だが、どれも『硝子のハンマー』を劣化させただけの、面白みのない物理トリックばかり。キャラクター造形も良くない。「佇む男」という作品では、「犯人が使わなかったトリック…
第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作。なかなか面白かった!本作では中盤に程度情報が出揃う。後半の展開に興味をそそられたが、前半とあまり変わらない内容に少し退屈になりかけた。ただ、終盤にまさかの展開が……。巻末の収録された島荘の選評に…
完全に通向けの内容。麻耶ファンのための作品ともいえる。 メルカトルかく語りき (講談社ノベルス)麻耶 雄嵩 講談社 2011-05-10売り上げランキング : 175386Amazonで詳しく見る by G-Tools
4人による交換殺人モノ。なかなか面白かった。終盤に一捻り、全体に仕掛けられたミスリードは一級のテクといえる。ただ、中盤以降、法月警視と倫太郎の視点(推理パート)ばかりだったことに、物足りなさを感じた(法月綸太郎シリーズを知らないといまいちピ…
Twitterでの「フジ韓流」批判が、メディア取り上げられ、一気に知名度を高めた深水さんの短篇集。まあ、そこそこだった。 人間の尊厳と八〇〇メートル深水 黎一郎 東京創元社 2011-09-29売り上げランキング : 179320Amazonで詳しく見る by G-Tools
石持浅海先生には、もっと水準の高いものを期待したい。 人面屋敷の惨劇 (講談社ノベルス)石持 浅海 講談社 2011-08-04売り上げランキング : 152939Amazonで詳しく見る by G-Tools
まったく合わなかった。途中から読み進めるのが非常に苦痛であった。ネットの書評を見る限り、おおむね好評のようだが、私にはクソ小説にしか思えない。文章、ストリーリー、セリフ、キャラクター……全てがひどい。無駄に登場人物が多い上、視点がコロコロ変…
「館」シリーズ第9作。結構面白かった。読みやすいしね。事件そのものの推理の展開、そして終盤明らかになる本作最大の仕掛けには圧巻。800枚超(プロット3ヶ月、執筆1年3ヶ月)だが、すいすい読める分小ぶりな印象は残る。館自体に大きなトリックがなかった…
いつもの寿行小説。本作は、同じことの繰り返し(捕まる→脱走→捕まる→脱走)が多くうんざりする。また、エロ度も低い。ということで、あまりおすすめではない。「うぬは!」というセリフだけは良かった。 呑舟の魚 (徳間文庫)西村 寿行 徳間書店 2000-12売り…
本作はいわゆるミステリー(何らかの事件の謎を解明していくようなもの)ではない。ただ、冒頭に「断筆の理由」という謎を掲げているので、ある種のミステリーといえないこともない。本作では、ある女性作家(咲良怜花)の半生が淡々と描かれている。そのた…
文章も読みやすいし、つまらなくはない。しかし、特に面白くもなかった(プロットの面白さは皆無)。『俺たちに明日はない』をやりたかったのか?主人公(男)の葛藤が描かれてはいるが、読者は納得できないよね。時間の無駄だった。 北帰行佐々木 譲 角川書…
Vシリーズ第7弾。 冒頭から事件が発生するまでは実に退屈(著者自身も書いているが)。ただ、本作は事件が発生してからも、今ひとつ面白くない。そして、真相が解明されるにいたっても、面白いという感想は到底持ち得ない。森博嗣の小説が、こんなもので良い…