(は行)その他
読みやすいのはいいけど、全体的にラノベっぽい感じ。薄っぺらいというか、リアルティがないというか、キャラが作り物っぽいというか。いろいろツッコミどころもある。 一応、意外性的なものもあるし、いろいろ伏線を盛り込んでるので、意欲は感じられた。著…
漫画村事件の再審請求にあたり出版された本。(2025年2月に再審請求は棄却されている。結局、『キングダム』の漫画画像は共犯者がUPしたということで)星野ロミって人、「漫画村」を作る前に、普通に成功してたんだね。数年で月収数千万だぜ。しかも、高卒で…
広瀬すず&松坂桃李主演の映画は視聴の上で、読んだ。良かった。この作品の良さは文章(表現)そのものだね。文章が読みやすいというだけでポイントが高い。素直に綺麗な文章だと思えた。ときどきぐっと来るような内面描写があり、思わず二度読みしてしまう…
第18回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。 内省的な表現が多く、とっても文学チックな筆致で、読了まで時間がかかった。世界観というかヌメリヒトモドキのアイデアとエグさ、主人公の狂態。そしてラストのオチなど、悪くはない。才能は感じる。賞を取ったのも…
SFのショートショート48編収録。アイデアというか、ネタ自体は面白いものもあったが、オチが面白いものは皆無。全体的に微妙。 百万光年のちょっと先 (JUMP j BOOKS)古橋 秀之 矢吹 健太明 集英社 2018-02-02売り上げランキング : 102733Amazonで詳しく見る …
第3回このミス大賞受賞作。暴力とエログロに溢れたハードボイルド小説。全体に漂う暗い暴力的なエネルギー感はすごい。主人公が、行方不明になった娘を捜索するわけだが、途中から「行き当たりばったり」な展開になったのは残念。また、カバーに「驚愕の結末…
1931年の作品だが、非常に文章が読みやすい本格ミステリである(名古屋新聞に連載されたらしい)。ヴァン・ダインの『グリーン家殺人事件』の翻案といか、そこから着想を得ているので、同作のネタを割っているのはいただけない。また、過去の因縁ネタが多か…
ある民宿の主人であり画家である人物の「過去の秘密(犯罪)」を、日記や取材の記録などにより暴露していく作品。序盤はなかなか面白そうじゃん!という感じだったが、後半になるとガッカリする。全体のボリュームも少ないこともあり、描き足りないという印…
ホームレスとかイッチャッテル人の死をテーマにした短編7本。ダーク系、ブラック系、エログロ系……どういう表現が適切なんだろ?特に明確なオチがあるものでもない、雰囲気小説だね。 或るろくでなしの死平山 夢明 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011…
第9回江戸川乱歩賞受賞作品。読みやすいし、なかなか良いと思う。1960年代の作品らしい味わいがある。ただ、ちょっと後味が悪かったなあ。最後のアレは必要なかったと思う。 江戸川乱歩賞全集(5)孤独なアスファルト 蟻の木の下で (講談社文庫)藤村 正太 西東…
序盤は、文章の下手さにイライラ。中盤から面白くなりそうかと思いきや、結局最後までつまらないまま。たいした小説ではない。プロとしては、ちょっと厳しいのでは? ダブル深町 秋生 幻冬舎 2010-09売り上げランキング : 225626Amazonで詳しく見る by G-Too…
凄い本だった。 1986年8月に刊行された本(チェルノブイリ原子力発電所事故が1986年4月)。「当時は」というか、3月12日の福島第一原子力発電所の水素爆発以前までは、多くの人にとって本書は「トンデモ&原発反対運動&左翼運動」の書としか思えないだろう…
デス・ゲーム系の小説なので、サクッと読めると思っていたが、思いのほか時間がかかってしまった。 はっきりいって、つまらない。 扱っている素材というか、内容自体は悪くはない。それなりに「考えた」感は伝わってくる。しかし、小説としての出来が悪い。…
第1回ノベルジャパン大賞、大賞受賞作。 これのどこが面白いんだろう? 私はダメだった。会話文が読みづらいし、いろんな要素のごちゃ混ぜ感(中途半端な萌え、ギャグ)に辟易した。ストーリーも陳腐。主人公の家族が殺されてるという暗すぎる設定(しかも妹…
『女性の品格』は良かったけども、これはダメだなあ。『女性の品格』は、実用書的な内容を、この著者ならではの表現で、わかりやすくまとめていたのが良かった。本書では、実用書的な内容というよりも、もっと著者の内面、考え方が連ねられたものとなってい…
2007年のベストセラー。 特に目新しいことが書いてあるわけでないけど、内容的にはいいと思う。読みやすく、わかりやすくまとまっていており原稿として良い。売れたのに納得。マナーの実用書ではありがちな内容を、印象的なタイトルをつけ新書で刊行したのも…
第12回スニーカー大賞、優秀賞受賞作。本の声を聞くことのできる少女が主人公が、ある魔道書をめぐる陰謀に巻き込まれる。SFアクション作品だ。 いきなりの急展開やギャグな部分に若干な違和感はあるけど、非常にレベルの高い作品だと思う。十分賞に値する作…
1922年に発表されたミステリー。 間違いなく名作。ミステリーを読みなれた人なら、本作のトリックは相当早い段階で看破できるはずだ。それでも、最後まで読ませるだけの魅力がある。イギリスとイタリアの旅情豊かな描写、主人公のヒロインへの恋模様、そして…
少し未来の東京を舞台に、日本人組織(民兵)、中国人組織、朝鮮人特殊工作員らによる、殺し合いを描いたもの。 本作では、パートにより視点(語り手人称)を変えている。中には、単なる脇役視点のパートもある。これを、物語の別の局面や過去を垣間見ること…
32歳のオバハン?が、17歳のアイドルとしてデビューする話。著者自身が32歳のときに、AKB48にスカウトされたという経験をモチーフにしている。(著者ブログ→http://mahaloha.exblog.jp/4607119/)序盤から中盤にかけて(デビューにいたるシーンまで)は、とて…
椙本孝思の『THE QUIZ(ザ・クイズ)』と同様、クイズをテーマにしたサバイバルもの。こっちは、5人だ(正確には、5×5の25人)。オチはつまらなかった。途中はそれほど悪くはないけど、やはりクイズ自体が面白くない。また、登場人物の決断への思考プロセスの…
SFのオールタイムベストに入っている、名作中の名作とされる作品です。 26の短編からなる連作集というスタイルをとっています。ロマンあふれる内容の中に、「人間」というものが描かれていました。 それぞれの短編につけられたタイトルがなかなか素敵です。…
第36回メフィスト賞受賞作品。Amazonなどのレビューの評価は低いけど、私的にはそこそこ楽しめた。講談社ノベルズらしい作品で、数時間でサクッと読める。不可能トリックを実現させるために、奇想天外なアイデアを考えだしたのはたいしたもんだと思う。一発…
「時間旅行?タイムトラベル」さんで、おすすめとして紹介されていたので読んでみました。いやあ?、日本にもこんな素敵で完成度の高いタイムトラベル小説があったのですね。 本書は、SF誌『宇宙塵』に連載され、1970年に単行本として刊行された作品。タイムマ…
2004年に刊行された書名インパクト大の本。書名からしてビジネス書のようである。が、これはビジネス書ではないだろう。著者の橋本治は、サラリーマン経験のない作家(小説など)である。決してビジネスコンサルタントとか、どっかの企業の社長が執筆したも…
第35回メフィスト賞受賞作品です。かなりの話題作ということで、読むのを楽しみにしていました。 著者の名前を「吉野まほろ」と思っていたんですが、「古野まほろ」が正しいようですね。間違えている人結構いるかと。それはさておき、魅力的なタイトル、京極…
もし、あなたが、SF小説は滅多に読まない、ギブスンなんて聞いたことねえよ、相対性理論とか言葉は聞いたことあるけどねえ?、というようなら、本書は絶対触れない方がよい。 しかし、書評サイトやAmazonの評価などは非常に高い。だから、面白いんでしょ?オ…
表題作を含む短編8篇収録。乱歩が現代をベースに小説を書いたら、また乱歩が近未来小説を書いたらこんな感じなのかな?といった怪作である(誉めすぎか)。表題作の「独白するユニバーサル横メルカトル」は、地図の1人称小説だ。地図のモノローグである。こ…
ようやく読了しました。仕事が忙しくて読み終えるのに、1週間もかかっちゃったよ。 で、感想ですが、 ごめん。つまんないです。 まず、事件自体が面白くない。前半があまりにも淡々としている(読むのに時間がかかった一因)。今年出た本というのに、内容的…