(ま行)真梨幸子
読みやすい作品であるが、登場人物が多く、語り手も時系列もコロコロ変わるので、全体把握がしづらかった。(作中で、情報を整理する場面がでてくるが) オチもいま一つ。何か物足りない、残念な作品だった。 6月31日の同窓会 作者:真梨 幸子 実業之日本社 A…
リーダビリティは高いし、一応とんでん返し的な要素もある。ただ、微妙な感じ。駄作とは言わないけど、失敗作かねえ。黒幕とされる人物の名前に、わざわざ傍点が打たれてる理由がわからんかった。 ちなみに、WOWOWでドラマ化されてる模様。叙述トリックが肝…
「フジコシリーズ」の続編というか、関連作。面白いには面白い。マトリョーシカのような仕掛けがある。ただ、P352に「原稿を盗む」ような話が出てくるが、そのあたりよくわからなかった。(二人で部屋に入ったということは、)結果的に盗んだというより、最…
『殺人鬼フジコの衝動』の完全な続編。『殺人鬼フジコの衝動』で曖昧のまま処理された事件も、本作で真相が明らかになる。なかなか複雑だが、リーダビリティは高く、面白い。ただ、ラストの「後日談」は余分かな。 インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの…
タイトルに「殺人鬼」とあるが、思ったより凶悪な感じはしなかった。何かぼかしたような表現が多いな、と思って読み進めたら、しっかり仕掛けがあった。 なお、限定版だったので、描き下ろしの『私は、フジコ』も読了した。 殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫) …
真梨幸子さんの作品を読むのは、デビュー作である『孤虫症』以来。本作はミステリーというより、ホラーなのだが、宣伝文句にもある「最後の一行」で作品の捉え方が大きく変わるという仕掛けがある(ページのレイアウト自体、他のページと異なるので、絶対ペ…