読んだ本をダラダラと報告する

ミステリー、SF中心。最近読んだ本の報告のほか、絶対読んで損はなしという本も紹介します。あと、映画、ドラマ、アニメ、ゲームもね。(Since2006)

2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2008年に読んだ本について

2008年も今日で最後ということで、今年読んだ本で、良かったものを思い起こしてみようと思う。今年の前半はゲーム『空の軌跡』と『モンハン2ndG』をプレイしまくっていたため、読書量がちょっと少なかった。しかし、後半読みやすい作品などを読むことで、ノ…

道尾秀介『カラスの親指』

今や、完全に人気作家になりましたな。この人。 なかなか良いと思う。細かい部分までよく計算されている。ちょっとしたギャグも笑えて良い。キャラがいいよね、みんな。なんだけど、終盤がいまひとつ。(いつものように)どんでん返しがあるわけだが、この作…

小池真理子『墓地を見おろす家』

2ちゃんねるのミステリ板のスレッド めちゃくちゃ怖い小説 4http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1194199911/ で紹介されていたので読んでみました。 う?む。思ったよりは怖くない。ただ、終盤にある「引越そうとしても引越せない」主人公たちの立…

今野敏『朱夏 警視庁強行犯係・樋口顕』

「……ガキどもが好きなヒップホップというくだらねえファッションや音楽。あれは、ニューヨークあたりのストリートギャングの真似だ。……」(新潮文庫版193ページ 氏家のセリフより) 今野敏シリーズの第二作目にあたる。劇中に登場するという安達という若い警…

最近やったゲーム『テイルズ オブ ハーツ』

コランダームの声(W 名演だわ(W よくも悪くもテイルズである。とはいえ、DSでの前作『テイルズ オブ イノセンス 』 があまりにもクソであったことから考えると、本作は十分に金を払ってプレイする価値があるといえるのではないだろうか。本作は、ナムコ・…

今野敏『リオ 警視庁強行犯係・樋口顕』

世代観と心理学的考察について、同じことが何度書かれており、ちょっとうざい。事件自体の魅力もない。いまいちだなあ?。 リオ―警視庁強行犯係・樋口顕 (新潮文庫) 今野 敏おすすめ平均 警察小説好きには評価が難しい説明がくどい。だけど、シリーズ化されて…

山田悠介『スピン』

同時多発バスジャックを描いた作品でした。以上。 スピン 山田 悠介おすすめ平均 同年代向けよくわからない単調過ぎ・・・。どんでん返しがすごかった内容が。。。。Amazonで詳しく見る by G-Tools

山田悠介『オール』 『オール ミッション2』

なんでも屋の活躍を描いた、コミカル感動もの?(短編連作集)こういう路線は悪くはないと思うが、オチがいまいちというか、オチが「ない」ものがあったのが残念。 オール 山田 悠介おすすめ平均 楽しく読める♪発想は・・・・・・普通という言葉に尽きる微妙…

山田悠介『パーティ』

(作者には大変失礼な言いようだが)同じ内容でも、他の作家が書いたら、もっと深みのあるものになるんだろうなあ?、と思う。 パーティ 山田 悠介おすすめ平均 なんじゃこりゃ!仲間今までと違うんん〜手元におきたい本ではありません。読みたい方は図書館!…

山田悠介『ドアD』

最初からネタというか、内容が割れてるのはどうかと思ったが、もともとWeb小説として公開されたものと知って納得。 ラストの処理は、比較的いい方じゃないかな。 あ、なんだか、貴志先生の『クリムゾンの迷宮』を再読したくなってきました。 ドアD 山田 悠介…

山田悠介『ライヴ』

(何度も書いているけど)山田作品は、いろいろ批判されている。文章力、そして批判者がいうところの「ゲーム的」なデスゲーム(マッチ)な内容にだ。しかし、私は何作か読んできたけど、これはこれで単純に楽しめていいと思う。この調子で量産を続けてもら…

今野敏『果断 隠蔽捜査2』

『隠蔽捜査』の続編である。いい小説だと思う。とくにラストの段落、家族を描いた部分はなかなかよい。『ナウシカ』に感動するあたりもいいね。 さて、日本では、警察官が発砲すると、たとえそれが凶器を持った輩であっても、マスコミは発砲という行為を激し…

今野敏『隠蔽捜査』

国1を通過し、警察庁に入庁したキャリア官僚が主人公。警察庁の人物が主人公というのも珍しいが、この主人公「原則」を重んじつつも、「警察庁全体」のことを何よりも優先させるという人物。官僚主義、形式主義というのは、少し違うのがポイント。 ストーリ…

朝倉かすみ『タイム屋文庫』

雑誌の書評などでも取り上げられ、なかなか評判の作品。 時間SF、あるいはその要素が少し入ったものと思って読み始めたのだが、ぜんぜん違うじゃん(W 30女の恋愛+ファンタジー小説ですな。←30女とか書くと怒られる?その30女のデフォルトステータスが「不倫…

日明恩『ギフト』

事件捜査中に人を死なせてしまったことを日々後悔し続けている元警察官と、死者(幽霊)を目視できる少年が起こす奇跡を描いた連作風小説。ジャンルは、SFでもあり、ミステリーでもあり、ファンタジーでもあり、ホラーでもある。あえて言うなら、幽霊ハート…

西尾維新『きみとぼくが壊した世界』

世界シリーズ第3弾。 クソつまんねえ?!読むのが苦痛。ファンというか信者じゃないと、楽しめないんじゃないかな。 イラストはいいと思うけど。 きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス) 西尾 維新おすすめ平均 このレベルでは、あまりシリーズ化してほしく…

西尾維新『不気味で素朴な囲われた世界』

世界シリーズ第2弾。第1弾の『きみとぼくの壊れた世界』と違って読みやすかった。 不気味で素朴な囲われたきみとぼくの壊れた世界 (講談社ノベルス) 西尾 維新おすすめ平均 学園ミリテリーではなくこういうのも好きだなあ最近つまらなくなってきたねぇ次回作…

西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』

西尾維新全開って感じ。微妙に読みづらく&意味わからずで、読むのにやたらと時間がかかってしまった。ただ、こういう部分が、中高生に受けているんだろう。この「小難しさ+萌えエロ要素+なんとなく文学」な(破格の?)ミステリというのは、もはや西尾維新…

最近やったゲーム『クロノ・トリガー』

15年経っても、名作は名作だった。当時、スタッフ陣だけでなく、グラフィック、演出、裁判シーン、レースシーンなど、一つ一つがゲーム誌の巻頭を飾っていた。ほとんど忘れていたが、今回のプレイして、ピンポイントで覚えていたものもいくつかあった。音楽…

浦賀和宏『生まれ来る子供たちのために』

前作『地球人類最後の事件』の「あのシーン」のせいで、「出生の秘密」といったコアな部分の記憶が完全に吹き飛んだ状態で読み始めました。 最終巻でも、相変わらずでございましたね(W マジで核弾頭炸裂です(Wエヴァですか?イデオンですか? このシリーズ…

山田悠介『パラシュート』

山田悠介作品らしいラストだった(W パラシュート 山田 悠介おすすめ平均 パラシュートう〜ん・・・話の前編を読んでる気が・・・・・Amazonで詳しく見る by G-Tools

有栖川有栖『女王国の城』

本作は2008年版の『このミス』で総合3位であった作品。ハードカバー2段組で500ページというボリューム。書き手も大変だが、読み手も大変。読了までかなり時間がかかった。しかも、事件が発生するのは中盤あたり。長げえよ(Wで、終盤、「読者への挑戦状」が…

[ドラマ感想] 「犯人に告ぐ!」

先日、ベストセラー小説、雫井脩介『犯人に告ぐ』 のドラマ化したものが放送されました(ドラマ化というより映画化だけど)。録画しておいたものを、先ほど見終わりました。 本ドラマの脚本は、超売れっ子福田靖。原作ものもオリジナルものも、とにかく「書…

このミス2009年版発売!

気がつけば、今年も『このミス』が店頭に並んでおりました。この時期、他にも同様のランキングは発表されています。順位は異なれど、ライクインしている作品はほぼ同じ。だいたい予想通りの作品が並んだ。 私的には最近読んだ牧薩次の『完全恋愛』が、高く評…

山田悠介『特別法第001条〈ダスト〉』

山田悠介流のサバイバル小説。『スイッチを押すとき』のように救われないラストにするのかと思いきや、なんだか締まらない終わり方。また意外な真相ありそうな雰囲気になったので、そのあたりでガツーンと来るのかとも思ったんだけどね。いろいろ突っ込みど…

高橋昌一郎『理性の限界―不可能性・不確定性・不完全性』

なかなかの良書。読んで損なし、買っても損はない。 一般人(バカ)向けに、アロウの不可能性定理、ハイゼンベルクの不確実性原理、ゲーデルの不完全性定理を解説した本。ディスカッション形式になっており、非常に読みやすい。SFやミステリによく登場する用…

筒井康隆『銀齢の果て』

アイデアや設定は面白い。というか、こういうの好き(Wただ、ストーリーがいまいち。単に老人同士の殺し合いがダラダラ続くだけというのは……正直、時間の無駄であった。※2006年の1月の刊行。比較的最近の作品である。 銀齢の果て (新潮文庫) 筒井 康隆おすす…

最近やったゲーム<BR>『レイトン教授と最後の時間旅行』

本作は「レイトン教授シリーズ」の3作目にあたる。シリーズ完結編とされている。 本シリーズおよび本作は、数あるDSのゲームの中でも傑作といえるのではないだろうか? 本シリーズは、クイズというDS向けの要素を、アドベンチャーゲームに組み込むというシン…