先日、ベストセラー小説、雫井脩介『犯人に告ぐ』 のドラマ化したものが放送されました(ドラマ化というより映画化だけど)。
録画しておいたものを、先ほど見終わりました。
本ドラマの脚本は、超売れっ子福田靖。原作ものもオリジナルものも、とにかく「書けば当たる」状態。さて、あの原作をどう料理したか興味深く見ました。
特に原作の序盤部分をどう処理しているのがポイントと思っていたのですが……
いきなりクライマックスのような展開には、度肝を抜かれる!
ことはなく、わかりづらさだけを感じてしまった。
全体として大胆な省略と設定変更。逆に、原作で描かれなかったシーンを補完するなどの工夫もされている。
しかし原作を読んでいない人にわかりづらいと思う。
中盤から後半にかけての盛り上がりも一切なし。
タバコやリップクリームの小道具は効果的ではなく、逆に白々しさすら感じた。
正直、あまり出来のいいドラマではなかった。
そして、このドラマにより、原作の残念な点がより鮮明になった。
いい作品だからこそ、あえて加筆・修正をして、改訂完全版のようなものを作ってほしいなあ。
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