読んだ本をダラダラと報告する

ミステリー、SF中心。最近読んだ本の報告のほか、絶対読んで損はなしという本も紹介します。あと、映画、ドラマ、アニメ、ゲームもね。(Since2006)

(2011年読了)ノンフィクション※新書は別カテゴリー(以下参照)

広瀬隆『東京に原発を』

凄い本だった。 1986年8月に刊行された本(チェルノブイリ原子力発電所事故が1986年4月)。「当時は」というか、3月12日の福島第一原子力発電所の水素爆発以前までは、多くの人にとって本書は「トンデモ&原発反対運動&左翼運動」の書としか思えないだろう…

増田美智子『福田君を殺して何になる 光市母子殺害事件の陥穽』

この著者、まだ30歳くらいだけど、大学出てからの転職回数がちょっと多いね。典型的な「ダメ」じゃないですか(Wだから、この事件のルポで、社会派ルポライターとして世に出よう!なんて目論見があったことは間違いないでしょう(W 単に死刑反対だとか、賛成…

水野敬也『夢をかなえるゾウ』

ご存知の通り、大ベストセラーとなった作品。確かに、この本はよく出来ている。既存の自己啓発書やビジネス書のエッセンスをいい具合に抽出し、小説という形で綺麗に落とし込んでいる。作品自体の面白さも大きな評価に値するが、飛鳥新社の編集もいい仕事を…

エリヤフ・ゴールドラット『ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か』

ビジネス書の世界的ベストセラー。普通に小説としてそこそこ面白いのが凄い。日本語版の翻訳もうまい。ただ、わかるようで、わからない。わかり易くするためシンプルにモデル化した説明がされているが、現実感が伴わずかえってわかりづらい(ピンとこない)…

キャサリン・ブラックリッジ『ヴァギナ 女性器の文化史』

(全部読んだわけではないが)この手の本としては結構いいと思う。民俗学、解剖学、言語学など多方面からアプローチが一冊にまとまっているというのも良い。翻訳も読みやすい。日本版では図版を多数収録したとのことだが、もっといれて欲しかった。貞操帯と…

海老原嗣生『2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本』

就活本としては、結構いい本だと思う。商社や広告代理店などの、入社後10年間のリアルな姿が書かれているのが良かった。まあ、一例に過ぎないと思うけど。 それにしても、なんで装丁デザインがカモフラなんだろう。 2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読む…