読んだ本をダラダラと報告する

ミステリー、SF中心。最近読んだ本の報告のほか、絶対読んで損はなしという本も紹介します。あと、映画、ドラマ、アニメ、ゲームもね。(Since2006)

(か行)貴志祐介

貴志祐介『秋雨物語』

中短編4作を収録。一応のオチのようなものはあるものの、どの作品も微妙。 秋雨物語 (角川ホラー文庫) 作者:貴志 祐介 KADOKAWA Amazon

貴志祐介『罪人の選択』

表題作を含む中短編4作を収録。主にSF。貴志先生への期待度を考えると、どれも微妙かな。 罪人の選択 (文春文庫) 作者:貴志 祐介 文藝春秋 Amazon

貴志祐介『我々は、みな孤独である』

最後の壮大なオチがあるが、なかなかの駄作である。ひどいとしか言いようがない(W主人公の探偵がメキシコのマフィアに終われるプロットの必要性を感じない。劇中に出てくるインドネシアの話は良かった。 我々は、みな孤独である (ハルキ文庫) 作者:貴志祐介…

貴志祐介『ミステリークロック』

防犯探偵・榎本シリーズ(の第4作目)。表題作を含む中・短編4作を収録。 貴志先生の作品としては、とてもつまらなかった。ワースト1だわ。シリーズの特徴だから仕方ないかもしれないけど、どの作品も複雑な機械的トリックが提示されるだけ。また、そのトリ…

貴志祐介『極悪鳥になる夢を見る』

エッセイ集。章によって、テーマが異なる。小説作法や貴志祐介作品に関するエッセイは面白かったが、旅行阪神タイガースをネタにしたものは読み流した。なお、貴志先生の読書遍歴を紹介したインタビューも収録されていた。先生が中学の頃に読んだというSF小…

貴志祐介『雀蜂』

雪に閉ざされた山荘で、ある男が蜂(の大群)と戦うというパニック風小説。なわけだが、貴志先生の作品とは思えない薄っぺらさ。クオリティの低さ。ラストにどんでん返しが用意されているが、わかりづらいし、まったく面白くない。 こんなものを貴志先生に書…

貴志祐介『鍵のかかった部屋』

つまらんかった。貴志祐介先生大好きの私だが、これはダメだ。密室モノの短編4本だが、どれも『硝子のハンマー』を劣化させただけの、面白みのない物理トリックばかり。キャラクター造形も良くない。「佇む男」という作品では、「犯人が使わなかったトリック…

貴志祐介『ダークゾーン』

デス・ゲームものですな。軍艦島(端島)を舞台に、リアル将棋(チェス)が繰り広げられる。さすが貴志先生だけあって面白い。最初から8回(局)も同じことが繰り返されるのかと(目次からもわかる)、いくら貴志作品でもちょっとキツイのではと思いながら読…

貴志祐介『悪の教典』

2009年度版の「このミス」をはじめとした、ミステリエンタメランキングで1位になった作品である。 ありふれた題材ではあるが、貴志先生の作品だけあって面白い。特に上巻は面白い。ただ、下巻・終盤の大殺戮がちょっと残念。計画性がなく、場当たり的な犯行…

貴志祐介『狐火の家』

表題作ほか計4編を収録。いずれも『硝子のハンマー』のコンビによる密室?もの。(『硝子のハンマー』はトリック以外完全に記憶がないが……)う?ん。まあ、どれもダメではないけど、貴志タンに望んでいるのはこういうのじゃないね。角川は、本格ものを貴志タン…

貴志祐介公認 無料配布物について

いまだに、貴志祐介の『新世界より』の興奮が冷めやらない今日この頃です。さて、『新世界より』の販売促進物として、「貴志祐介公認 無料配布物」という小冊子が、書店で配布されているのを、皆さんご存じでしょうか?※本に挿しこまれた状態で販売されてい…

貴志祐介『新世界より』

「ずーいずいずっ殺ばし、脳味噌ずい。茶壺に追われてトッピンシャン。抜うけたーら、どんどこしょ。裸のネズミが、泡食ってチュー。あソレ、チューチューチュー」(下巻 P247より) 4年ぶりとなる、ファン待望の新刊。ハードカバーで1000ページを超える大作…

新世界より  ついに発売へ!

破壊のかぎりを尽くした暗黒時代を経た千年後の日本は、科学技術に代わり呪力が支配する徹底した管理社会。何も知らずに育った子ども達に今、悪夢が襲いかかる。※流通向けに配信されたあらすじおまっとさんでした、固定ファンの皆さん(私もですが)!いよい…

【絶対読んで損なし】 貴志祐介作品

『新世界より』の発売を祈り、今年一発目の記事は貴志センセの作品紹介にした。この人の作品はどれも面白い(『硝子のハンマー』を除く)。刊行元の角川書店が力を入れていたこともあり、ほとんどの作品が映画化されているので、本は読んでなくとも映画は見…