読んだ本をダラダラと報告する

ミステリー、SF中心。最近読んだ本の報告のほか、絶対読んで損はなしという本も紹介します。あと、映画、ドラマ、アニメ、ゲームもね。(Since2006)

イーデン・フィルポッツ『赤毛のレドメイン家』

1922年に発表されたミステリー。

間違いなく名作。ミステリーを読みなれた人なら、本作のトリックは相当早い段階で看破できるはずだ。
それでも、最後まで読ませるだけの魅力がある。
イギリスとイタリアの旅情豊かな描写、主人公のヒロインへの恋模様、そして乱歩が言うところの「万華鏡が回転し、絢爛たる色彩」を描くプロットなど。
また、翻訳文も読みやすいのもマル。私は、創元文庫版(宇野利秦)で読んだが、いい意味でストレートで、わかりやすい訳だった。

ただ、この創元文庫の表紙の内容紹介の文章は、思いっきりネタを割っている。古典なら、こういうのは許されるということ?

赤毛のレドメイン家 (創元推理文庫 111-1)
赤毛のレドメイン家 (創元推理文庫 111-1) 宇野 利泰

おすすめ平均
stars文学的格調の高さが評価の所以か?
stars確かに面白い
stars赤毛のレドメイン家」の評価は“古典的”であるべき
stars純文学コンプレックス?
stars乱歩の激賞の割には

Amazonで詳しく見る
by G-Tools