第50回メフィスト賞受賞作。
講談社ノベルズで200ページくらいの中編で、サクッと楽しむのには申し分はない。
中盤からの「南国モード」の描写が、単純に楽しい。
比較的若い著者らしく、ネットスラングっぽい表現も多い(下ネタが結構出てくるが、そこはかとなく童貞臭がある)。
ミステリーとしてもまずます。秘められたタイトル、そして真相にたどり着くのは確かに難しい。二昔前くらいのエロマンガのような装丁の狙いも、後になってわかる。
ただ、ネタがネタだけに、一発屋(あるいは3作くらい書いて、鳴かず飛ばずで消滅)にならないことを祈る。
ちなみに、著者は京大卒。
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