読んだ本をダラダラと報告する

ミステリー、SF中心。最近読んだ本の報告のほか、絶対読んで損はなしという本も紹介します。あと、映画、ドラマ、アニメ、ゲームもね。(Since2006)

久坂部羊『神の手』

実に久坂部「センセイ」らしい作品だった。
安楽死がテーマというだけで、十分興味深く読めた。ナチスのT4作戦(優生学思想に基づいた安楽死施策)を思わせる部分にはキタコレ!という感じだった。
ただ、小説作品全体としての完成度を見ると、ビミョウなところである。
リアリティを出そうとしているのはいいが、ちょっと長すぎる(新聞連載だから仕方ないのか?
)。終盤、主要人物が呆気無く死んじゃうのも残念。

※下巻P213の1行目「大本はわかったのですか」。
……「おおもと」ってこれでOK? 大元?

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ところで、Wikipediaの「優生学」のページで、「現在の優生学」という項目だが、ナチスドイツの施策が間違いであったという一文がカッコ書きで書かれている。誰かが、あとから書き足したのかね?
Yusei