実に久坂部「センセイ」らしい作品だった。
安楽死がテーマというだけで、十分興味深く読めた。ナチスのT4作戦(優生学思想に基づいた安楽死施策)を思わせる部分にはキタコレ!という感じだった。
ただ、小説作品全体としての完成度を見ると、ビミョウなところである。
リアリティを出そうとしているのはいいが、ちょっと長すぎる(新聞連載だから仕方ないのか?
)。終盤、主要人物が呆気無く死んじゃうのも残念。
※下巻P213の1行目「大本はわかったのですか」。
……「おおもと」ってこれでOK? 大元?
| 神の手(上) | |
![]() |
久坂部 羊 日本放送出版協会 2010-05-25 売り上げランキング : 177768 おすすめ平均 ![]() なぜ人は人を殺すのか? 安楽死は是か非か?究極の問題を問う医療ミステリ。Amazonで詳しく見る by G-Tools |
| 神の手(下) | |
![]() |
久坂部 羊 日本放送出版協会 2010-05-25 売り上げランキング : 107341 おすすめ平均 ![]() 責任ある生き方 待ってました、本領発揮♪Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ところで、Wikipediaの「優生学」のページで、「現在の優生学」という項目だが、ナチスドイツの施策が間違いであったという一文がカッコ書きで書かれている。誰かが、あとから書き足したのかね?




待ってました、本領発揮♪