読んだ本をダラダラと報告する

ミステリー、SF中心。最近読んだ本の報告のほか、絶対読んで損はなしという本も紹介します。あと、映画、ドラマ、アニメ、ゲームもね。(Since2006)

東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』

リーダビリティもあるし、謎の核心にも一捻り二捻りした工夫が見られる(容易に真相には辿り着けない)。
このあたりはさすがといったところ。

ただ、東野作品としては、(一般読者受けを考えると)やや複雑すぎるのではないだろうか?
また、全体的に地味なので、映像化にはちょっと弱いのでは?(スキーシーンあるけども)。
犯人の動機、事の経緯なども、なんだかすっきりせず、もやもや。読後感は悪い。
世間的な受けは、あまり良くなさそうである。

(以下、ネタバレ)
ラストに真相が明らかになることで、緋田の妻の挙動がよくわからなくなる。
何故、自殺するに至ったのか(単なる育児ノイローゼか?)? なぜ、新聞の切り抜きをわざわざ保管していたのか? どういう経緯で風美を受け取ったのか?
こういった新たな謎が生まれてしまったのは、ちょっと残念なところである。

カッコウの卵は誰のもの
カッコウの卵は誰のもの
おすすめ平均
stars最後がバタバタ。
starsヒューマンティックなストーリー展開
stars読みやすい、分かりやすい
starsひとこと。雑
stars地に落ちたな

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