ファルコムの代表作である「イース(Ys)」のナンバリングタイトルが、PSPにプラットホームを移して発売された。ファルコム信者からはかなりの批判があったようだが、『空の軌跡』のPSP版が非常に売れたことを考えると、この選択はメーカーとしては適切といえるだろう。
※ファルコムには、PCゲームソフト会社と思われ続けたくないという思惑もあるだろう。
発売後1ヶ月以上時間が経っているので、すでに多くのサイトなどでプレイ感想などが報告されている。
本作の感想は、だいたい他の人と同じだ。とにかく、戦闘が爽快、とても気持ちのいいゲームだった。
乗りのいいファルコムサウンドをバックに、モンスターを倒すのがとにかく楽しい。
ストーリーは、良くも悪くも王道もの。「いまどきこれは……」とも思う。アドルが事件に絡む理由が「冒険者だから」というのはどうかとは思った。しかし、中盤から後半にかけて、物語が意外な展開に動き出し、最終的に綺麗にまとめあげている(後半、アルタゴ市で起こった事件は必要性がない気がするが。物語は面白くなるけどね)。まあ、良しとしよう。
(本作も、他のRPGと同様、村などに「古い言い伝え(伝承)」が残されている。何でわざわざそんな言い伝えが残ってるんだよ!ご都合主義過ぎだろ!と思うことが多い。また、本作では、敵がアドルたちをわざと取り逃がし、大きな力を得るのを静観している。こういったユーザーからすればご都合主義に感じること、またお約束的な事象について、本作では理由付けがされていたのは評価できる)
ただ、やはりボリューム不足感は否めない。世界が狭い印象があるんだよなあ。
20時間程度で解けるしね。そこがとても残念だった。
ちなみに、SEや各種エフェクトは、『空の軌跡』と同様(というか流用)なので、『空の軌跡』ファンには、なじみやすいと思う。
とにかく、プレイして損はないゲームであることは間違いない。総じて良ゲーといえる。
以下、さらに一言感想など。
●金があり余るとのことだが、私は金欠になってしまった。常に「新しい武器出現→購入してスキル覚える」といったことをしていたためかと思う。
●評判のいいボス戦だが、私的には思ったよりも簡単だった(ちょっと危なかったのは序盤のボスと一騎打ちくらい)。
「Normal」でプレイしたせいかも知れない。また雑魚倒しが面白くてレベルを上げすぎたのかも知れない。
普段からゲームをよくやる人は、「Hard」でプレイしたほうがよいかも。
※ラスボスの1段階目で消費アイテムを使いまくらないように。ラスボスで勝てないという人は、ザンジバル商会で「闘神の刻印」を買うとよい。難易度が大幅に下がる。
●3人パーティであつ必要性はあったのか?単にアドルが武器チェンジすればいいだけでは?とも思う。まあ「アドルの武器=剣」という不文律があるのだろうが。ただ、パーティにしたことで、より難易度が下がった。
●ダンジョンは狭くない。適度な長さだ。だが、基本一本道なので簡単。
●合成の魅力、メリットがいまいち。
●スキルレベルもあまり意味無い。
●イベント早送り機能は良いと思う。
●キャラグラ(ポリゴン)は、あまり綺麗じゃなかった。携帯機、PSPの限界か?
●マップ切り替え時のビミョウな暗転→空室&無意味な会話で、少しストレス。
●滑り止め用全体アイテム「鋼鉄の爪」があるが、私、これをドギの武器だろうと、思い込む。氷の階段は「X」ボタン連打で登った(W
| イース 7(通常版) | |
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おすすめ平均 ![]() 久しぶりに… 良くも悪くも アドル・クリスティンの冒険譚。 止め時を失いますよ; 久しぶりのイースだがAmazonで詳しく見る by G-Tools |
■ファルコムの宣伝について、一言。
「Yahoo!ゲーム週間満足度ランキング1位」とか、「ファミ通殿堂入り」といったものを全面に出してるけど、消費者からすればすごくウザく感じる。まあ、他に材料ないのはわかる。だけど、 こういうのが、メジャーになれないというか、マイナーであり続ける理由でもある気がする。 ファルコムの宣伝、広報担当者はちょっと慎重になったほうがいいと思うのだが。
※古くからのPCゲームファンにとっては、十分にメジャーな会社だけども。


久しぶりに…
良くも悪くも