エルサレム賞の受賞式典で、村上春樹を見た。
村上春樹も60歳なんですね。メディアに登場するのは久しぶりなのでビックリ。
そのうち、ノーベル文学賞もとるんだろうな。
私的には、正直、何がどうあそこまで評価されているのかは、わからない。
小学生の頃にやたらと話題になった『ノルウェイの森』。何がよいのかわからなかった。ぼやけた記憶だが、病室でキュウリに海苔を巻いて食べるシーンだけが気にいって、真似したっけ。
その他にも、いろいろ読んだ。比較的最近は『ねじまき鳥のクロニクル』。井戸の底と皮剥ぎだけが印象に残った。
そんな感じなのですが、中学生の頃に読んだ『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は、なかなか面白かった気がする。
というわけで、今回取り上げてみた。
といっても、ほとんど記憶がないのだけど……。
ハードボイルドな話と、ファンタジーの世界が交互に描かれるんだけど、ファンタジーの世界は当時大好きだったアニメ映画『銀河鉄道の夜』に似た空気感があったんだね。地図とかも付いてたし。
文学的なものではなくて、子供にもわかりやすくて良かったという印象がある。
ああ、ハードボイルドの部分で、初めて「(オン・ザ)ロック」という言葉を知ったなあ。
ま、「絶対読んで損なし」という保障できないけど、もし村上春樹を未体験ならば、
いかにも村上春樹的なものとか、
村上フリークがオススメするようなものではなく、
この作品を読んでみてはどうだろうか?

