『「ひぐらしのなく頃に祭」をプレイしてます』『引き続き「ひぐらし」プレイ中』『「ひぐらし祭」ようやく皆殺し編 終了』という記事を書いてきましたが、ようやく終了しました。
総プレイ時間100時間、3週間近くかかりました。長かった。
※以下、事件の真相や犯人の正体については記述しないが、十分にネタを割っているので、閲覧注意。
最初、作品自体(PS2版オリジナルの要素含め)構成にとまどいがあった。
しかし、同じ時間、同じ場所の出来事を描きつつも、「出題編」と「解答編」にわかれ、その「解答編」の各シナリオを進めることで、散りばめられた謎のカケラが解き明かされつつあるとわかった時は、鳥肌ものであった。
どのように、シナリオを書き進めたのだろうか?と気になるところである。
※しかも、原作は、数人で作りあげたのである。竜騎士07が一人で脚本を書いて、プログラムやグラフィックも担当したんでしょ。すごいなあ。
もう一つ鳥肌ものなのが、本作の複層構造の意味である。
主人公を変えたり、選択肢から分岐するサブプロットを用意することで、複数のシナリオを体験させるという手法は、従来のサウンドノベルにもあったものである。
しかし、本作は単純に選択肢が結末を変えるというものではなく(PS2版では変わるが)、作品のもっと高位のレベル、つまり「神」の視点に選択肢が内包され、それがそれぞれのシナリオの結末に結びついている。
※「皆殺し編」で登場する羽入と梨花により、本作の複層構造の意味が説き明かされる。パラレルというより、時間を巻き戻す的に進められる本作の特殊な構造が、ここでようやく意味のあるものとなっている。「澪尽し編」で明らかになる羽入の本当の力で、それがよりはっきりする。
要するに、もしもの世界が何通りもある短絡的なサウンドノベルの造りになっていない点がよい。「もしも」をきちんと意味づけしているのが。
ただ、「皆殺し編」でかなり盛り上がったが、「澪尽し編」はビミョウだった。さらに謎が増えた部分もあるし。いきなり桜花のエピソードを挿入されてもよくわからないし、なんとなく物足りなさを感じた。
PS2版オリジナルの「盥回し編」「憑落し編」は正直イマイチであった。それに比べれば、「澪尽し編」は良かったと思う。原作の「祭囃し編」の裏面とのことなので、結末自体は大きく変わるものではないのだろう。そういう意味では、原作自体に物足りなさや???な部分があったのかもしれない。
本作は、すでにアニメ化(今、放送中)もされ、今度実写映画化されるわけだが、どうなっているのか(どうするのか)気になるところだ。
これはゲームという表現だからこそ良かったのではと思える部分もある。そのあたりをチェックしてみようと思う。
※アニメ版は、全話見るのはタルいので、1話と、「祭囃し編」のみを見ようと思う。アニメ版のサイトを見ると、キャラクターデザインがかなりキツイね。小学校低学年の女の子向けのアニメかよ!と。陰惨な内容を含むので、あえてこういうデザインにしたのか?とも思う。にしても、作品の訴えるところは、全然陰惨じゃないのに、殺人のシーンだけ取り上げられて、実際の事件報道に利用されるのは残念だね。
あと、本作では声優が良かったと思う。特に、双子の園崎姉妹を演じた雪野五月は熱演だと思う。魅音の慌てっぷりが好きだわ。
100時間もひぐらしワールドにどっぷりと浸かっていたので、終わった今、かなりの切なさがある。まだシナリオチャートが全部埋めきってないので、それを潰そうかなあ?。
※なお本作のアニメ版は、一部地域で完全に放送休止となった。エンタテインメントである本作が、このような扱いを受けるのは残念だ。確かに、本作では子供たちによる殺人(斧、鉈、金属バット)が描かれる。しかし、どんな人間のクズであっても殺害することは最善手ではないとし、何とかそれを避けた解決法を模索、皆で幸せを掴もうとする子供たちの「意志」が生まれる課程を描くところに本作の本質がある。一部の要素だけが取り上げられ、放送休止というのは本当に残念だ。
放送休止にし向けた大人たちは、ある意味、雛見沢症候群に罹患しているのではないだろうか?そのうち、首が痒くなり始めるのではないだろうか?
アニメ制作スタッフたちからすれば非常に不本意だろう。ただ、作品を見られなくなった地域の人たちは、著作権を侵害した動画共有サイトで視聴する方法があるだろう。
アニメ制作スタッフは、「放送休止で観てもらえないこと」と「著作権侵害されるが皆に観てもらえること」とでは、実際どっちがいいと思ってるんだろうなあ?と思うところである。
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